留学(LLM) 合格基準について
日本人のLLM留学における、合否はほぼほぼTOEFL(+コネ・法曹資格の有無)で決まっているように思います(例外的にハーバードはGPAの比重が高い。)。推薦状(推薦者が出願先とコネのない方の場合)、Statement of Purpose(SOP)及びResumeも無関係ではありませんが、これらは加点要素というよりも「日本人間の競争においてTOEFL(+コネ・法曹資格の有無)が同点で並んでいる場合の比較要素」と考えた方が妥当ではないかと思います。
日本人の出願が多い学校の大雑把なイメージとしては、
Harvard・Stanford
---------100~105点以上+α(GPA等)の壁------
Columbia・Chicago・Penn・NYU・Berkeley
---------100点~105点の壁------------
Virginia・Michigan・Duke・Northwestern・Cornell・Geogetown
-------100点~95点の壁-----------
ULCA・USC・Boston
--------95~85点の壁------------------
といった感じです(上記の「壁」はこれを超えていないと足切りされるという意味ですが、例外はあります。)。コネがあると壁が少し下がるイメージです。
ただ、当然のことながら、受かりにくい学校が「良い」学校なのではなく、実際の進学先決定においては専門分野等が考慮されていることが多いです。
なお、Agosが過去の出願結果(各出願者のTOEFL、GPA等とその合否)を無料で公開しているので、出願先の選定においてはこれが参考になると思います。