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留学(LLM) LSACの使い方 その3(推薦状)

2. 推薦状(LoR)

 作成の流れ(推薦者に1から作成をお願いするか、出願者から書いてほしい内容をまとめて推薦者に伝えるか等)は、推薦者次第かと思いますので、ここでは立ち入りません。推薦者の負担を最小限にするロジ周りは以下のとおりです(電子提出でない郵送形式を前提とします。)。

 (1) 推薦者に推薦状の依頼をする。

 (2) 推薦状の内容を詰める(推薦者一任の場合は推薦者次第)。

 (3) 推薦状の内容が固まった(or その旨推薦者から連絡が来た)後、①LSAC宛のラベルを貼った封筒(注1)、②LSAC発行のLetter of Recommendation Form、③LoR(注2)、を各推薦状ごとにセットにしたものを、推薦者に渡す(注3)。そして、LoRにSignして頂き、各推薦状ごとのFormとともに封筒に厳封(Across Sign)していただく(注4)。

 (4)-A 推薦者がEMSを出してくれる場合、各推薦状をまとめて送付する用の大きなEMS用封筒を渡し、適当な送付状と共に各推薦状をまとめて入れてもらい、発送してもらう(注5)。

 (4)-B 出願者自身がEMSで送る場合、各推薦状を出願者に返送してもらい、出願者にて「●●様が作成してくださった推薦状●通をお送りします」といった内容の送付状とともにLSACに送付する(注5)。

 

注1 封筒はOfficialなものがあればそれを使用して頂く(大学や法律事務所であれば通常存在する)。裁判所関係者の場合は通常このようなものはないが、司法研修所に依頼すると司法研修所の封筒とオフィシャルペーパーをもらうことができるので、元教官についてはこれらを使うことが考えられる(ただし、市販のものを用いたために問題が生じたという話は聞いたことがない。)。なお、上の説明は、事前に封筒を頂戴していることを想定しているが、事前に頂戴していない場合、ラベルのみを送り貼付をお願いすることになる。

注2 LoRも推薦者所属機関のOfficialペーパー(レターヘッド入りのペーパー)があればそれに印刷して頂く。

注3 LoRそのものは推薦者が印刷するのが本来のやり方だと思われるが、Formと各推薦状の組合せ等がややこしく事務作業を推薦者にお願いするのは忍びない(し、推薦者が組合せを間違える可能性もある。)。そのため、推薦者が了承し事前にOfficial Paperを頂戴できる場合、出願者にて印刷も行い、①~③を各推薦状ごとに1セットにした状態で推薦者に渡した方が良いように思われる。

注4 上記は、推薦者と直接お会いするのが難しい場面を想定しているが、直接お会いすることが可能な場合、出願者が推薦者を訪問し、その場でSign以外の事務作業を出願者が行った方が確実かつ推薦者の手間を省くことができる。

注5 このように厳封した推薦状をまとめて送付する場合も、個別の推薦状の封筒ごとにLSACを宛先としたラベルを貼るのが通常。

 

なお、電子提出を使用すると、郵送に必要な1週間弱の時間を省略することができるため、締切ギリギリになってしまった場合、電子提出を用いることをお勧めします。ただし、(まだ)電子提出を認めない学校もあるようなので、出願先が電子提出を認めているかは事前に確認するようにしてください。